.....あっ、屋上で寝てたんだっけ。








「やっと起きたか」



突然横から声がして慌てて横を向く


「は、晴希?!」

なんと私の横に座っていたのは
晴希だった






「何でこんなとこに?!」


「それこっちのセリフ」




うーん、私はただのサボりだし。

高橋もサボりかな?





て、ていうか晴希に会っちゃったよ

でも案外普通に喋れてる?




そんな私の気持ちを知らず
晴希が話し始める




「.....なぁ」

急に落ち着いた声になった晴希


「なに?」










「お前、何で泣いてんの?」