どうしようもないくらい好きでした(仮)




次の日の目覚めは最悪で、ズキリとしたこめかみの鈍い痛みと共に朝がやってきた。


まるで頭の中で鉛の鐘が小さく鳴り響き、その振動がじわじわと広がっていくかのよう。


泣きはらした顔はさらに最悪で。
腫れ上がった目蓋はどうにも隠しようもない。


顔を洗って制服に着替えてはみたものの、学校に行く気には到底なれるものではなかった。


鏡の前で小さな溜め息をつく。


これでまた幸せが1つ逃げてしまったのだろうか。


目の前の情けない姿を見つめた。