輝と出会って幸せな日々が続いている私は、忘れていた。 彼の存在を。 ドサ。思わずスーパーで買ったものを袋ごと地面に落としてしまうくらいに驚いてしまった。 「よっ!」 あまりの驚きで、何の言葉も出ない私。 「愛海だよな?久しぶりじゃん!!」 何でそんなに笑っていられるの? ねぇ、圭吾。 「てか、その子誰?」 一緒に買い物に来ていた美結ちゃんを指さしてそう尋ねてくる。 「結婚したから…」 「は?マジで?」 「うん」 突然目の前に現れた圭吾に私の頭はついていかない。