今日は、可愛い男が転入してきた。

俺の席の隣で、優しそうな奴だった。

いつも、生徒をいじってくる、

どS教師の餌食にユイがなった。


問題を出されて、困ってる・・・

つーか、この問題、大学生でやる、

行列の問題じゃねーか。

絶対わかんないだろ・・・


俺は、急いでノートを切って

式と答えを書いた。

そして、その紙をユイの方に投げた。


ユイは紙に気づいて俺のほうを見た。

俺は親指を立てた。


すると、

ユイは小さくうなづくと、

黒板の前に立って、問題を解いた。


そして、

ドヤ顔でババアの方を見た。


嬉しいことに、

式と答えは正解だった


そのあと、ユイが俺の方を見て、


にっこり笑って、お礼を言った。


この笑顔は反則だろ・・・


自分でも、

顔が赤くなっているのがわかる。



でも、俺は、

男に変な欲はないからな!


あっち系の、趣味はないから。


って、誰に言い訳してんだ俺・・・



怜~SIDE~ END