ギャップ彼女 1


~ 伊吹 Side ~



「リンちゃん遅いね?日直の仕事すぐ終わるっていってたんでしょ?何かあったのかな…?」



隼人は心配な表情をうかべながら、俺に話しかけてきた。隼人の言葉に、俺は何だか胸騒ぎがした。





『俺ちょっと見てくる』



俺は、リンの様子が気になったので、教室まで行く事にした。




「あぁ。頼む」


悠斗は眉間に深い皺を寄せたまま言った。



蓮はどことなくソワソワし、翔も心配なのかパソコンのキーボードをうつ手が止まったままだ



俺だけではなく、みんな気づいているのか?
何か悪い予感を感じているのか…?





俺は急いで教室に向かった。