ギャップ彼女 1

放課後になり、生徒会室に行こうとすぐに教室をでた。でも、どこにあるか分からない…。


とりあえず、先生に聞いて、ようやくたどり着いたのだが…



やばっ。



何だか緊張する。




いかん、いかん。
リン、平静を保つのよ!




ドアの前で深呼吸をしてみたりして。




落ちついたところで、ガチャリとドアを開ければ目の前の光景に息を呑んだ




…ひ、広い




一言で言えば、豪華だ。
ソファや、ミニキッチン、冷蔵庫、そして何故かテレビまである。





充分、ここで生活できそうだ。
というよりここに住みたいくらいだ。




「遅かったな。迷ったか?」



神崎先輩の声に、視線を窓際の机に座っている彼に向ける。



どうやら、待たせていたらしい…




『はい。ちょっと迷ってました…ごめんなさい』

「いや、いい。それよりも、適当に座ってくれ」




私が謝れば、神崎先輩は私に座るように促した