ギャップ彼女 1

仮面なくなった…?



い、いつの間に!?
ガラスの仮面か?



…もしかして、笑いすぎて壊れたのだろうか?




そうか。
隼人の仮面は脆いガラス製だったのか。




フフ。
思わず笑みがこぼれた。





「リンちゃん……俺は……ガラスの仮面じゃないよ?」





何故か、私の事をジトーッとした目で見つめてくる隼人。



自分でガラスの仮面って言ってる!
認めちゃったよ!




マジで、ウケるんだけど!?




そんな事を思っていると、隼人は苦笑いしながら口を開いた。




「リンちゃん…声…でてるよ?」



へ?


って声でてたの?!







『い、いつのまに!!』

「…リンちゃんって、実は天然ちゃん?」

「いやいや、天然って言ったら私より、生徒会長様でしょ?』

「ぶはっ!」

『だよねー!』





2人でケラケラ笑いあった。こんなに笑ったの久しぶりだ。




最初は隼人の事苦手だと思ったけど、案外話しやすいやつだったんだな~と思い直した。