ギャップ彼女 1




「リンちゃん」

『…ん?』

「俺といい事しよ?」

『……っ!!』




耳元で囁く隼人の甘い声に顔が火照るのを感じた。朝から、そのボイスは何!?



顔が、すごく熱い…






「照れちゃって、可愛い」

『ひゃぁっ!!』





しかも、耳をペロリと舐められたんだ。






ギャーーーーーーーッ!!
舐めた!!舐めた!!舐めたーーーー!!






『は、はや、と、や、めて?』




隼人を見あげ手でつっぱろうとしたが、隼人の腕によってしっかりと抱きしめられているので、ビクともしなくて…





「リンちゃん、煽ってるの?心配しなくても大丈夫。優しくするから」




煽ってない!!断じて煽ってない!!優しくするって何!?





ある意味パニックだ