「リンちゃん」
『…ん?』
「俺といい事しよ?」
『……っ!!』
耳元で囁く隼人の甘い声に顔が火照るのを感じた。朝から、そのボイスは何!?
顔が、すごく熱い…
「照れちゃって、可愛い」
『ひゃぁっ!!』
しかも、耳をペロリと舐められたんだ。
ギャーーーーーーーッ!!
舐めた!!舐めた!!舐めたーーーー!!
『は、はや、と、や、めて?』
隼人を見あげ手でつっぱろうとしたが、隼人の腕によってしっかりと抱きしめられているので、ビクともしなくて…
「リンちゃん、煽ってるの?心配しなくても大丈夫。優しくするから」
煽ってない!!断じて煽ってない!!優しくするって何!?
ある意味パニックだ

