「リン!起きたんだ」
襖を開けると、ニコニコ笑顔の伊吹が話しかけてきた。
『寝過ぎちゃったよね?ごめんね…』
本当申し訳ない。
ご飯の時間になったのか、料理が運ばれてきている途中で…
「そんな事ないよ。丁度、起こそうかと思ってたんだ」
温泉から出たのが4時前だったから2時間位寝てたって事だよね…
やっぱり寝過ぎだよ。
「リンここ座れ」
私が苦笑いをこぼしていると、悠斗が自分の右横の席をポンポンと叩いた。
『うん』
私の左には悠斗、右には伊吹、前には、左から翔、蓮、隼人が座っている。
これは、いつも通りの座り方だ。
特に決めていないのだが、自然とそうなったと思う。
私の両隣は、いつも悠斗と伊吹なんだ。
まぁ、私の定位置みたいなものだろう。

