ギャップ彼女 1


「リン!起きたんだ」




襖を開けると、ニコニコ笑顔の伊吹が話しかけてきた。



『寝過ぎちゃったよね?ごめんね…』




本当申し訳ない。
ご飯の時間になったのか、料理が運ばれてきている途中で…



「そんな事ないよ。丁度、起こそうかと思ってたんだ」



温泉から出たのが4時前だったから2時間位寝てたって事だよね…


やっぱり寝過ぎだよ。




「リンここ座れ」



私が苦笑いをこぼしていると、悠斗が自分の右横の席をポンポンと叩いた。



『うん』




私の左には悠斗、右には伊吹、前には、左から翔、蓮、隼人が座っている。




これは、いつも通りの座り方だ。
特に決めていないのだが、自然とそうなったと思う。



私の両隣は、いつも悠斗と伊吹なんだ。
まぁ、私の定位置みたいなものだろう。