ギャップ彼女 1


私は、夢を見ていた




「リンちゃん」




そう呼ぶのは幼い頃の奏





「……リンちゃん…」




私を呼ぶ黒髪の男の子。
俯いているので、顔は分からない



ここは…?



………公園?



この公園って……もしかして…





「約束」

『うん。約束』







―――――――――
――――――
―――







ここは…?
目を開けると見慣れない天井がある。
心地良い夢ごこちのまま目を覚ました。




襖からみんなの声が聞こえる。



そっか、旅行中だったよね?
椅子に座って寝てたはずなのに、いつの間にか布団に寝ていた私。



…運んでくれたの?





寝顔見られちゃったよね?
恥ずかしいな…





それにしても、今は何時だろう…?
とにかく起きなきゃ。




布団を綺麗にし、襖を開けた