私は、夢を見ていた
「リンちゃん」
そう呼ぶのは幼い頃の奏
「……リンちゃん…」
私を呼ぶ黒髪の男の子。
俯いているので、顔は分からない
ここは…?
………公園?
この公園って……もしかして…
「約束」
『うん。約束』
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―――
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ここは…?
目を開けると見慣れない天井がある。
心地良い夢ごこちのまま目を覚ました。
襖からみんなの声が聞こえる。
そっか、旅行中だったよね?
椅子に座って寝てたはずなのに、いつの間にか布団に寝ていた私。
…運んでくれたの?
寝顔見られちゃったよね?
恥ずかしいな…
それにしても、今は何時だろう…?
とにかく起きなきゃ。
布団を綺麗にし、襖を開けた

