ギャップ彼女 1

~翔 SIDE~


かれこれ2時間もたっていたが、リンが温泉からでてこない。



蓮、伊吹、隼人は疲れたのか横になって寝ている。待ちくたびれて寝ちまったか…



悠斗はリンを迎えに行くと言って、20分ほど前に出て行ったきり帰ってこない。




遅いな…





「あれ〜?」



パタリと読んでいた本を閉じた瞬間声がした。





「翔ただいま。みんな寝ちゃったの?」

『うん』



リンと悠斗が戻ってきたのだ。
浴衣姿のリンは髪を1つにまとめていて、何とも艶っぽい。



本当に綺麗だ。
俺が見とれていると、リンは窓際に視線を向けて口を開いた。



「私もお昼寝しようかな…?」



窓際の椅子に座ったリンは、そのまま眠りにつくリン。よほど眠かったのか、すでにスースー寝息をたてていた。



の○太くん並の早さに、驚いてしまう。
そんなリンの姿を見て、悠斗は大きなため息をはいていた。



「無防備すぎ」


悠斗の呟きがかすかに聞こえた。








夜は、リンもこの部屋で寝る事になるが、リンの寝る場所…どうするか……



~翔 SIDE END ~