~樹里 SIDE~
私は、息子に会いにきた。
ゆうくんは寮なので、あまり会えないしね。
温泉で会ったあの女の子…。ゆうくんの友達だとすぐ分かった。この旅館に子供同士でくる客なんていないしね。
温泉では、ゆうくんの学校の話をたくさん聞けて嬉しかった。ゆうくんったら、最近なかなか話してくれないんだもの。
昔は、何でも話してくれたのにね。
例えば、昔のあの女の子の話とか。
「リンちゃん」
目の前にいる女の子と同じ名前。
それに、さっきどうしてあんなに焦ったのかしら?
気になって、ゆうくんを呼び出し小声で聞いてみた。
『リンちゃんって、あの女の子なの?』
「あぁ」
『ゆうくん良かったわね?やっと会えて』
すると、なぜか悲痛な表情をし少し沈黙したゆうくん。どうしたのかしら?
そう思っていると、やっと口を開いた。
「……リンには…俺と会った記憶……ねぇんだ…。」
寂しそうに呟く息子に心が痛む。
『そっか…でも、きっと思い出すよ?ゆうくんと出会ったんだから。』
そう…絶対、思い出す。
ゆうくんが、リンちゃんと再会できたのもきっと運命だと思う。
でも、リンちゃん可愛いから他の男の子にもっていかれないか心配だわ。
『しっかりしなさいよ?』ポンっと背中を叩いた
~樹里 SIDE END~
私は、息子に会いにきた。
ゆうくんは寮なので、あまり会えないしね。
温泉で会ったあの女の子…。ゆうくんの友達だとすぐ分かった。この旅館に子供同士でくる客なんていないしね。
温泉では、ゆうくんの学校の話をたくさん聞けて嬉しかった。ゆうくんったら、最近なかなか話してくれないんだもの。
昔は、何でも話してくれたのにね。
例えば、昔のあの女の子の話とか。
「リンちゃん」
目の前にいる女の子と同じ名前。
それに、さっきどうしてあんなに焦ったのかしら?
気になって、ゆうくんを呼び出し小声で聞いてみた。
『リンちゃんって、あの女の子なの?』
「あぁ」
『ゆうくん良かったわね?やっと会えて』
すると、なぜか悲痛な表情をし少し沈黙したゆうくん。どうしたのかしら?
そう思っていると、やっと口を開いた。
「……リンには…俺と会った記憶……ねぇんだ…。」
寂しそうに呟く息子に心が痛む。
『そっか…でも、きっと思い出すよ?ゆうくんと出会ったんだから。』
そう…絶対、思い出す。
ゆうくんが、リンちゃんと再会できたのもきっと運命だと思う。
でも、リンちゃん可愛いから他の男の子にもっていかれないか心配だわ。
『しっかりしなさいよ?』ポンっと背中を叩いた
~樹里 SIDE END~

