「間抜け面」
そう言って、私の鼻をつまんだ悠斗。
『らって~(だって~)』
鼻をつままれているので、変な声だ…
だって目の前の綺麗なお姉さんは、どう見ても高2の息子がいるとは到底思えない程若くて…
悠斗のお母さんというより、お姉さんと言う方がしっくりくる。
『もぉぉ~』
「怒るなよ。」
クックッと喉を鳴らして笑う悠斗は、やっとつまんでいた手を放してくれた。
私が頬を膨らませていれば、悠斗は柔らかく微笑み私の頭をポンポンと撫でた。
「仲良いのね?ゆうくん、学校楽しそうで良かったわ」
悠斗のお母さんは、私達の様子を見て心底嬉しそうに微笑んでいたんだ。

