『…悠斗…』
そこには、悠斗が座っていて、
「遅いから迎えにきた。」
そう言いながら立ちあがる悠斗
あれ?
おかしいな…
悠斗が回っているように見える…。
悠斗回っているの?
クラクラする…
「リン!!」
…あ…
気づけば悠斗の温かい腕に包み込まれていて…
「大丈夫か?」
どうやら倒れかかったらしい。
あれ…
私、おかしい
『…う…ん』
心臓がドキドキする。
のぼせたせいなのか?これは、動悸か?
少しして、めまいが落ち着いてきたので
『…悠斗…ありがとう…。』
悠斗の胸板にそっと手を添えて体を引き離そうとしたのだが、
「もう少しこのままでいさせろ」
そう言って、ギュッと抱きしめてきた。
『……ゆ、悠斗?』
「放したくねぇ」
『……っ!!』
悠斗の甘い声にドキドキと心臓の鼓動が加速していく。
動悸が止まらない。
何か……私……変だ……。
これもきっと、長風呂のせいだ。

