ギャップ彼女 1


「いらっしゃいませ」



笑顔で迎えてくれたのは唯織さんで…



私は一生懸命に目で訴えた。後姿の愛莉に視線を流し、そのあと唯織さんに視線を向けた。




「学校の友達だから、内密に…。」




いや、一生懸命テレパシーを送った。きっと、唯織さんなら分かってくれる


唯織さんは私と目が合うと、「分かってるわ」という意味と思われる微笑みをくれた。




さすがだ!
唯織さん、大好きだ~!!




ホッとしたところで、さっそく注文する。



私はクロワッサンサンド
愛莉は、日替わりパスタを注文した。