「いらっしゃいませ」 笑顔で迎えてくれたのは唯織さんで… 私は一生懸命に目で訴えた。後姿の愛莉に視線を流し、そのあと唯織さんに視線を向けた。 「学校の友達だから、内密に…。」 いや、一生懸命テレパシーを送った。きっと、唯織さんなら分かってくれる 唯織さんは私と目が合うと、「分かってるわ」という意味と思われる微笑みをくれた。 さすがだ! 唯織さん、大好きだ~!! ホッとしたところで、さっそく注文する。 私はクロワッサンサンド 愛莉は、日替わりパスタを注文した。