ギャップ彼女 1


ガチャリと生徒会室のドアを開ければ、腕を組んでソファに座る蓮が口を開いた。



「チビ共おせぇ」



パソコンを閉じ、クスリと笑うのは翔。
悠斗は、頬づえをつき「来たな」とフッと笑った



『遅れてごめんね』

「チビじゃねぇし!」



私は手を合わせて謝りながらソファに座り、伊吹は頬をふくらませながら私の横に座った。




「そんなに早く会いたかったの~?」

「っばっ!ちげーよ!」

「照れちゃって~れんちゃんかわい~」

「隼人!てっめぇ怒るぞ!」




いつも思うけど、隼人と蓮は仲が良いよね。
まぁ蓮に冗談言うのは、隼人ぐらいだと思うけど…。



でも今にも、隼人に飛び掛かりそうな雰囲気。
そんな時、



「リンちゃ~ん助けて~」


と言いながら、私の後ろにまわり後ろから抱きついてきた。



「蓮ちゃんこわ~い」



何で私まで巻き込むんだ。
しかも、なぜくっつくんだ~!離れろーっと腕をどかそうとした直後…


「「「「隼人!!」」」」



四人の声がハモった。息ピッタリである。



みんなして、私の首周りにくっつく隼人を睨んでくるのだが、隼人は私の後ろに隠れてしまっているので、私が睨まれている気分だ。




…怖いんですけど。



隼人はククッと笑いながら抱きついていた腕を離し、そのまま私の座るソファのフチに腰かけた。