とにかく、あの場所から早く立ち去りたかったので「もう行くよ」と奏の手を引っ張り、外にでて人通りが少ない所まできた。
途中腰かけられそうな場所があったので奏を座らせた。これで、立っている私と目線は一緒だ
「か~な~で!!何であんな事すんのよ!!」
腕を組み、キッと睨んだ。
本当信じらんない!!
「何でって、リンの事好きだから」
笑顔でサラリとそんな言葉をこぼした。
本当、いつからこんな事軽々言えるようになったのさ!!
『はいはい、好きだからね…ってそんな冗談通用するか~!!』
…えっ!?え~~~っ!!
漫才みたいに叩こうとしたら、逆に腕を掴まれてしまい、そのまま抱き寄せられたのだ。
「怒るリンも可愛い」
耳元で囁く声に、その甘い声にドキリとした

