ギャップ彼女 1




とにかく、あの場所から早く立ち去りたかったので「もう行くよ」と奏の手を引っ張り、外にでて人通りが少ない所まできた。



途中腰かけられそうな場所があったので奏を座らせた。これで、立っている私と目線は一緒だ




「か~な~で!!何であんな事すんのよ!!」



腕を組み、キッと睨んだ。
本当信じらんない!!



「何でって、リンの事好きだから」



笑顔でサラリとそんな言葉をこぼした。
本当、いつからこんな事軽々言えるようになったのさ!!




『はいはい、好きだからね…ってそんな冗談通用するか~!!』




…えっ!?え~~~っ!!





漫才みたいに叩こうとしたら、逆に腕を掴まれてしまい、そのまま抱き寄せられたのだ。



「怒るリンも可愛い」




耳元で囁く声に、その甘い声にドキリとした