確かに私は、はっきりと断った。
だがしかし、私を見つめる隼人の目の色は勝利の色そのもの。
もしかして、何か企んでる…?
私がビクビクしていると、ニヤリと口角をあげた隼人が口を開いた。
「そんな事いっていいのかな?断る事はできないと思うよ。リンちゃんは、キャンディカフェって知っている?もちろん知ってるよね?」
『……っ!?』
なぜその名を今ここで?
バレたのか?
変装はバッチリだったはず。
いや人気店だし。ここで慌ててはいけない。
『その、キャンディカフェがどうしたのでしょうか?』
平静を装って尋ねる。
うん。
絶対大丈夫………だと思ったのに、
「そこのバイトの凛音(りおん)ちゃんって凛ちゃんでしょ~?」
『……』
チーン。終わった。
凛音はバイト先での名前だ。
店長にお願いして偽名を通している。
「証拠は、あがってるんだ!!」
金髪くんが、にやりと口角をあげたまま正座した私の前に、その写真を落とす。金髪くんは、どこか楽しげだ。
『あっ…』
その写真は、私が接客中の写真と、制服姿の私が店の裏口に入っていく姿の写真。なぜこんな写真が…?
警察に事情聴取されている気分だ。
終わった。
私の高校生活終わった…
だがしかし、私を見つめる隼人の目の色は勝利の色そのもの。
もしかして、何か企んでる…?
私がビクビクしていると、ニヤリと口角をあげた隼人が口を開いた。
「そんな事いっていいのかな?断る事はできないと思うよ。リンちゃんは、キャンディカフェって知っている?もちろん知ってるよね?」
『……っ!?』
なぜその名を今ここで?
バレたのか?
変装はバッチリだったはず。
いや人気店だし。ここで慌ててはいけない。
『その、キャンディカフェがどうしたのでしょうか?』
平静を装って尋ねる。
うん。
絶対大丈夫………だと思ったのに、
「そこのバイトの凛音(りおん)ちゃんって凛ちゃんでしょ~?」
『……』
チーン。終わった。
凛音はバイト先での名前だ。
店長にお願いして偽名を通している。
「証拠は、あがってるんだ!!」
金髪くんが、にやりと口角をあげたまま正座した私の前に、その写真を落とす。金髪くんは、どこか楽しげだ。
『あっ…』
その写真は、私が接客中の写真と、制服姿の私が店の裏口に入っていく姿の写真。なぜこんな写真が…?
警察に事情聴取されている気分だ。
終わった。
私の高校生活終わった…

