「ごめんごめん。じゃ単刀直入にいうよ~。」
『…はい』
隼人の言葉に、コクンと頷き返事した。
すると、隼人はニヤリと笑って口を開いた
「花菜月 凛ちゃん。あなたは生徒会役員に選ばれました~!!」
『…。』
は?
『……はぁ~~?』
意味わからない。
ってかこれはドッキリか?
いつも目立たない私をおちょくって、あとでみんなで笑うのか?
「おめでとう。同じ生徒会役員同士頑張ろうね。ちなみに俺は副会長。ちなみに2年だ。」
金髪くんを指さして 「あっちの金髪が、書記の一之瀬 蓮(いちのせ れん)。2年生。」
黒髪くんを指さして 「そして最後にあいつは生徒会長の神崎 悠斗(かんざき ゆうと)。あいつも2年だ。」
「覚えた?」
隼人の説明に私は、コクリと頷いた。
何と、3人のイケメンさん達は、生徒会の方々だったのだ。本当、驚きだ。
あ!?
リン。流れに飲まれれちゃダメよ!?
私は忙しいんだ。バイトもあるし。生徒会なんてやっている場合ではない。
それに、人とあまり関わりたくない。
『生徒会なんて私には無理です!!ごめんなさい!!』

