ギャップ彼女 1



驚いた表情をしながら、隼人が言葉を続けた。




「何で、リンちゃんがここにいるの?」

『明日からテストだから、勉強教える事になって…』

「それで伊吹の部屋?」

『うん』

「へぇ……悠斗、どうする?」



ニヤニヤ顔の隼人が悠斗に視線を向けたので、私もつられて悠斗に視線をおくると、




『……っ!?』



眉間に皺をよせ、ものすごく黒いオーラを放っている悠斗とバチリと目が合ったんだ。



……なぜそんなに不機嫌なの?




「行くに決まってる」



私と視線を絡ませながら言う悠斗。




「だ、そうだ伊吹」

「分かった」



ニタニタ顔の隼人に、伊吹はため息まじりに答えた。



みんなで部屋に向かおうとした時、「行くぞ」とぶっきらぼうに言った悠斗は、なぜか私の手を取り歩きだした




っていうか、手~!!