「着いた。」
学校から、少し歩いた所に寮があった。
駅からは反対方向なので、今まで気づかなかったんだろう。
それにしても、ここが寮?
何か、寮というよりマンションみたいだ。
初めての寮という空間にドキドキし、キョロキョロ見渡しながら歩いた。
あ…
ここ食堂って書いてある。
『伊吹、食堂あるの?』
「そうだよ。開いてる時間は決まってるけど、基本的に自分が好きな時に食べに行けるんだ。ね?自由でしょ?」
『うん』
普通、食事の時間は何時とか決まってると思ってたのに、すごいねこの寮!!私が関心していると…
「え?リンちゃん?」
後ろから、聞きなれた声が聞こえた。
後ろを振り向くと、
『隼人と悠斗…』
驚いた様子の2人が立っていた。

