ギャップ彼女 1

また、悠斗の隣に座りなおした。


『悠斗…ごめんね。悠斗までサボらせちゃったね』



本当、申し訳ない。



「いや、俺が好きでやった事だから、気にするな」



ぼんやりとした目つきで、空を見あげながら話す悠斗



…悠斗…なんか変?
やっぱり私、変なことしてしまったのか?




考え込んでいると、バーンと勢いよく屋上のドアが開く音がした。視線を流せば



「リン!!」




眉間に皺を寄せてドカドカとこちらに来るのは



『……伊吹?』



で、何だか不機嫌な様子だ。




「心配したんだからな!!携帯かけても繋がんねぇし。」



伊吹に、こんなに怒られるのは初めてだ。
本当に心配してくれたという事に、心が温かくなった。




『伊吹…ごめんね。心配してくれたんだよね…ありがとう!!』




嬉しい。
怒られて嬉しい。
心配してくれて、本当に嬉しい。




でも、それと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。心配してくれてたのに、呑気に寝ちゃってたなんて…。




本当に自分が情けないです。