ギャップ彼女 1

…え…


しかし次の瞬間、私は温かいぬくもりに包み込まれた。






「リン、いいから落ち着け」




抱き締めながら、背中をトントンする悠斗。
子供じゃないのに…



でも、不思議。
こうされていると何だか落ち着く…



「俺は、リンがいいと思ったからリンを選んだんだ。ちゃんと話の内容分からないのに、勝手に勘違いするんじゃねぇ。」




分からない…。
確かに私は、聞いた。
何かの間違いって事?どういう意味…?



『……勘違い?』

「あぁ」

「みんな、本気でリンの事を大切な仲間だと思っている。それだけは間違いない。俺達を信じろ。」




悠斗も、そう思ってくれるの?
大切な仲間?



その言葉信じていいの?
本当に?



信じる?



…怖い
…怖い



嫌だ

…怖い




「信じろ!!」




悠斗の抱きしめる力が強くなる。




信じる事は確かに怖い。
裏切られて傷つくのはもっと怖い







でも…


はたして、悠斗や伊吹の様に、今までこんな風に言ってくれた人はいただろうか…?