ギャップ彼女 1

『……ゆ、ゆ、ゆうと~!?』



ガバリと慌てて起き上がった
なんで?ありえない…




目の前には、私をじっと見つめてくる悠斗の姿があったんだ。



『…どうして…ここに…いるの?』



意味が……分からない。なぜ家にいるの?
驚きのあまり目をパチクリさせていると、悠斗は柔らかく微笑んだ





「お見舞い」

『いつから?』

「30分前から」

『……っ!?』




そんなに前から?
っていうかずっと寝顔見られていたって事?



恥ずかしい…穴があったら入りたい気分だ。



「大丈夫か?」

『…うん。熱は下がった』



今は平熱だろう。
ダルさもすっかり抜けているから。



「これ、あとで食え」

『…あ、ありがとう』




悠斗が机に置いたのは、なんか豪華な果物盛り合わせ。


…すごい



私の大好きなメロンまである…
私が果物盛り合わせを眺めていると、悠斗が口を開いた。




「携帯」

『……ん?携帯が…何?』

「つながらねぇ。メールの返事もねぇ」




あ…忘れてた
電源切ったままだった



『………ごめん』




気まずくて、瞳を伏せた