ギャップ彼女 1

金曜日



朝か…
大分、頭もスッキリしていた




ピッピー


『37.4度、か…』




「りんちゃん熱どう?」

『うん、大分いい』

「学校どうする?」

『今日はまだやめとく。月曜日から行くね』




何となくまだ行きづらい… 生徒会のみんなの事もそうなのだが、 よくよく考えれば桜譁祭で、私ったら結構恐ろしい事しちゃったのでは?





だって私なんかが指図したり、バイトと同じように接客しちゃんたんだもん



きっと私が休んでいる間に 「あいつ、うぜえよな」「ブスのメイド服キモかったよな」 なんてクラスの笑いものになっているのであろう。







ネガティブって自分でも分かるが、どうやったらポジティブに考えられるのか分からなかった。





「そうね。それがいいわ。 それじゃあいってくるわね。」

『行ってらっしゃ~い』





そう。 今は… 寝よう