ギャップ彼女 1


夏休みの部活の日、何となく朱里と顔を合わせずらかった。



でも、意外と普通で。




「リン。今日もタイム絶好調じゃん」

「うん。ありがとう」



ニコニコ笑っている朱里にホッとした。




……そう、普通だと思っていた。







「この前行ったプールもう一回行こ~」

「朱里の水着かわいかったね」

「いや~ナナのセクシーさにはまいったよ」

「じゃぁ、今度また4人で行こう」




あ、あれ?
私誘われてない?
っていうか、4人って強調されている?






遊びにいくのはいつも一緒だったのに。






こういうの、本当気まずい。
だって部室には私達しかいないんだよ?
話すならわざわざ私がいないときでもいいんじゃないの?




いてもたってもいられなくて、私は部室からでた。