夏休みの部活の日、何となく朱里と顔を合わせずらかった。
でも、意外と普通で。
「リン。今日もタイム絶好調じゃん」
「うん。ありがとう」
ニコニコ笑っている朱里にホッとした。
……そう、普通だと思っていた。
「この前行ったプールもう一回行こ~」
「朱里の水着かわいかったね」
「いや~ナナのセクシーさにはまいったよ」
「じゃぁ、今度また4人で行こう」
あ、あれ?
私誘われてない?
っていうか、4人って強調されている?
遊びにいくのはいつも一緒だったのに。
こういうの、本当気まずい。
だって部室には私達しかいないんだよ?
話すならわざわざ私がいないときでもいいんじゃないの?
いてもたってもいられなくて、私は部室からでた。

