「リン。これあげる」
翔が差し出したのは、串に刺さったから揚げちゃん。
『翔ありがとう!!私、からあげちゃん大好きなんだ~!!』
「そう。良かった」
私がそう言えば、クスクス笑う翔。
さっきジッとから揚げ見てたの気づかれたのかな…?だとしたら恥ずかしいよね
「おい、チビ。から揚げちゃんってなんだよ。キモい」
『蓮の意地悪。から揚げちゃんはからあげちゃんでしょ?』
「意味わかんねぇ」
蓮は、呆れ顔のまま、焼きそばを食べていた。からあげくんじゃ、パクリになっちゃうから、からあげちゃんと、命名したのに…。
じゃぁ、からあげ皇子とか?
うーん、それは微妙だよね。
そんな事を考えていると、
「リン…」
伊吹に呼ばれたので彼に視線を向けた

