遅刻したので、周りにはいつも
きゃーきゃーいってる女はいない。

そのまま、重い体を引きずりながら
保健室に行くと誰もいないようだったので
勝手に寝た。

ちょっとすると

「失礼しまーす。」

という声と共に近づいてくる足音が聞こえた。

とっさに目を瞑って寝たフリをしてみる。