「澄乃」 「ん?」 ずっといおうと思ってた。 考えていた言葉。 「僕と、結婚してください」 「……ぇ…」 「この何日間か、ずっと考えてたんだ。 もしもこのままいなくなったらどうしよう、とか目が覚めたらどんなことしようかな、とか」 「…ん」 「もう、僕は澄乃がいなきゃダメみたいなんだよね」 病んでるって思われるかもしれない。 重いって。 でも、澄乃は笑顔で頷いた。 「あたしも……颯佑…いなきゃやだ」