「い、つ、き、くーーーーーっん!!!」 「うわ出た」 「まったくもう☆樹くんったら照れ屋さん☆」 「死ね」 「どうしよう樹くん、あたし樹くんの首筋舐めたい」 「死ね」 「今時ですねヤンデレですか可愛すぎるうううう」 ………これがあたし、高校一年になったばかりの成宮雫と愛しのマイダーリン九条樹の日常の会話だ。