「はい、トイレ。じゃあ…メール頂戴ね!!そいじゃあ!」 「うん!バイバイ。」 手を振ってもう逢えないかもしれない早見君の後ろ姿を見ていた。 早見君が見えなくなったらトイレに入って終わって先生に電話をかけた。 「すみません。2年B組の田上奈美です。」 『あっ!田上さん!どこに居るの?みんなホテルにいるからすぐに戻って来なさい。』 「はい。」 電話を切ってホテルに向かった。