幸せそうにシフォンケーキを 食べる蓮見をニコニコと見つめる瀬良 教師という立場上、一定の距離を 保っているが今すぐにでも 抱きしめたい衝動を必死に抑えている 「なぁ、蓮見 今度一緒にここ行かない?」 瀬良がある雑誌の1ページを指差した そこには最近オープンした パンケーキが人気のカフェ 「俺のおごりで好きなだけ食べていいよ」 頬杖を付きながら最上級の笑顔で 蓮見の顔を覗き込む この笑顔に落ちなかった女性は 瀬良の経験上いなかった 「いいんですか?やったー!!」 …蓮見を除いては