裏表ガールも恋をする



パシッ…パシッ…


『か、楓!!!なんか音するっ!!』

「んー。私も思ったー。なんの音だろーねー。」


なんで、そんな落ち着いてんの〜!!!


『……も、もぉやだ……。』

「もーー、本当怖がりなんだから。」



ーーーガサガサ…


…また変な音する…。なによーもぅ…。



どどどどどどど…

突然、そんな音がしたかと思うと、草むらから何かが飛び出てきた。



『いっ…ぎゃああぁぁぁぁぁっ!!』


驚いた私は、勢いよく転び、そのあと半泣きで楓にしがみついた。



う、うぇー。なに、何が出てきたの…。