空の誓い、海との約束

「説明が分かりづらいですか」

「ううん」

 真っ直ぐな海色の瞳から目を逸らし、私は慌てて首を振った。

 全然違う事を考えていたと知ったらリフは怒るかもしれない。はぐらかそうとする私に、リフは心配そうに言った。

「御不明な点がありましたら、どうぞ遠慮なさらずにお尋ねください」

「ううん、そうじゃないの」

「ではどうなさいましたか」

 どうやら彼は自分の説明が悪いのではないかと思っているらしい。ちゃんと答えないと納得してくれなさそうなので、私は恐る恐る正直に答えた。

「ただ、今日のリフはいっぱい喋ってくれるなぁって思って」

 私の返答は予想外だったらしく、リフはぽかんとしてこちらを見つめた。

「そう……ですか?」

「うん。リフ、いつもは自分から喋ってくれないもの」

 途端、ダグラスがギラリと目を光らせてリフを睨んだ。