「陛下をお救い出来ず、申し訳ございません」
お父様が、亡くなった。
どうして? あんなにお元気そうだったのに。あんなに、優しい方だったのに。
「おとう、さまが……」
ぷつん、と何かが切れる音がした。私はリフに縋って叫んだ。
「いや、いやよ。お父様がいらっしゃらないなんて、いや。絶対にいや!」
リフは黙って膝を付き、謝罪を繰り返した。
「ねえ、リフ、嘘でしょう? お父様が亡くなったなんて、嘘でしょう?」
私の問いにリフは頷かなかった。悔しそうに顔を歪めた彼の肩が震え、涙が転がり落ち――
「申し訳、ございません……」
リフが、泣いていた。笑わない、表情の無い彼が泣いていた。
本当に、お父様は亡くなってしまった。もう、頭を撫でてくれることは無い。褒めてくれることも、笑いかけてくれることも無い。
私は大声で泣いた。彼に縋って泣き続けた。
泣いて泣いて泣いて……知らないうちに、私は彼の腕の中で泣きつかれて眠っていた。
お父様が、亡くなった。
どうして? あんなにお元気そうだったのに。あんなに、優しい方だったのに。
「おとう、さまが……」
ぷつん、と何かが切れる音がした。私はリフに縋って叫んだ。
「いや、いやよ。お父様がいらっしゃらないなんて、いや。絶対にいや!」
リフは黙って膝を付き、謝罪を繰り返した。
「ねえ、リフ、嘘でしょう? お父様が亡くなったなんて、嘘でしょう?」
私の問いにリフは頷かなかった。悔しそうに顔を歪めた彼の肩が震え、涙が転がり落ち――
「申し訳、ございません……」
リフが、泣いていた。笑わない、表情の無い彼が泣いていた。
本当に、お父様は亡くなってしまった。もう、頭を撫でてくれることは無い。褒めてくれることも、笑いかけてくれることも無い。
私は大声で泣いた。彼に縋って泣き続けた。
泣いて泣いて泣いて……知らないうちに、私は彼の腕の中で泣きつかれて眠っていた。



