オマエが妹、アンタが弟









「ほら、愛する玲奈にも
おはようの挨拶!」


「いや、別に愛してな『あ・い・さ・つ!』」




面倒くさそうな笹本のことは
関係なしに楓は圧力をかける。





「戸河、おはよ」


「あっ、おはよう」






な、なんなんだ、この空気は…


これ以上の会話も浮かばず
どうしようもできない状況に
困惑する私と笹本。








“なんか話せよ”


“いやいや、あんたでしょ”





アイコンタクトでお互いの感情を表現するが実行は出来ない。



楓はただニコニコと
私たちを見守っているだけで
特に何かしようというわけでもない。





どうする…