オマエが妹、アンタが弟














「最近、こちらの下着が売れてるんですよぉ」






オレンジと黒のシマシマ模様の
少し派手目なパンツだか、

笑顔で笹本にそうオススメし
話しかける若くてキレイな女の店員さん。





てゆーか、

こんなところに



男女で来る人あんまりいないでしょ。



ましてや、彼女でもない人とはね。








「これ、通気性もよくて
ほんとにオススメですよ!
ゆっくり見て、決めてくださいねっ」





素敵な営業スマイルで
私にも微笑んで来たので
ニコッと返した。





「よし、これ買おっ!」


「え?決めるのはやっ!」


「女と違って、決断力のある男なんだよ。俺様は!

すいませーん!これお願いします!」







へっ、と私に笑ってから、

先程話しかけて来た女の店員さんに
お会計を頼みに行った。








生意気なんだからっ。