オマエが妹、アンタが弟











「伊藤も、大変だよねー」


「「うんうん」」







あんなやつが横にずっといる
なんて考えたら恐ろしや…







「てゆーかバスの席、
玲奈と笹本隣じゃん!」



楓がそう叫んで来たので
黒板を確認すると確かにそうだった。







「伊藤、何してくれてんのよー…」




伊藤のことを可哀想に思っていたが、
まさか通路を開けて
隣になってしまうとは…






「まっ、楽しくなりそうだな」




軽々しくニヤリと笹本は笑って
部活へと向かって行った。