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 水曜も仕事が終わり、夜、地下鉄を乗り継いで、自宅に帰り着いた。


 そして入浴し、寛ぐ。


 日々は淡々と過ぎ去っていった。


 思う。


 単調さに疲れると。


 ただ、警官もいろいろある。


 未解決事件など山ほどあるのだし、実際、分からないこともいくらでもあるのだ。


 署にいる間は課内庶務に駆り出され、ずっとパソコンのキーを叩く。


 刑事課にいるデカたちは、俺や島田だけでなく、他の人間たちも立ち働き続けていた。


 ゆっくりする間はない。


 課内は年末とあって、ピリピリしている。


 胃が痛んだり、下痢したりすることもあった。