新宿のデカ

 羽野や衛藤と同じように、疑惑の中枢にいる人間たちを逮捕し、事の真相を白日の下に晒す必要がある。


 そのため、捜査が進められるのだ。


 疑惑の、より核心へと。


 その日も昼になり、仕出し屋が弁当を持ってきた。


 思う。


 幕の内という変わらなさもいいのだし、別に凝った料理を食べたいとは思わない。


 ずっと同じものでも、十分歓迎できる。


 そう思い、食事していた。


 そして昼過ぎからまた仕事が始まる。


 通常通りだ。


 パソコンのキーを叩く。


 調書を電子化するのに、手間暇は掛かってしまう。