【菜緒side】

舞さんの過去はとてもひどかった。

みんなは何をゆえばいいか分からなかったので、沈黙。
雅人、雄輔先輩、涼平先輩はいかりにみちあふれてた。
そして、大樹先輩は泣く舞さんを
抱きしめていた。


こんなにもひどい
過去を聞いたのは初めてだった。


舞さんはこんなにもひどい過去があったのに、あんなに明るくみんなに接してたんだ。

私はあることを決意した

「あの……涼平先輩…」
「なんだ……相沢。」
「鳳学園で練習試合しましょ。
そして、舞さんを楽にしてあげましょ!!このままじゃ、舞さんがかわいそうです!!」

私は助けたい
ずっと、舞さんはわたし達を助けてくれたんだもん!!

「菜緒らしい。俺はお前の意見に賛成する」
「雅人……」
「舞さんいなかったら、俺らはダメだったと思うし、助けてもらってきたんだから、次は俺らが助けなきゃ」


雅人……
わかってくれた。

みんなわ?