あたしは、あたしが大嫌いだ。 意地っ張りで、素直じゃなくて。 本当に言いたいことがいつも言えなくて。 それで後悔してばっかりのあたしが……大嫌いだ。 大好きな人と花火を見ると、永遠に一緒にいられる それがこの土地に伝わるジンクス。 あたしだって、君と一緒に見たかった。 だけど……そんなこと言えなかった。 だから、あたしに君を責める権利なんて微塵もない。 女の子と一緒に花火を見てた、君を責める権利なんて。 ……あの花火大会から、もうすぐ一年。