だからね、少し油断したら危ないことなの。 わかってくれる?」 あたしはデルに訴えた。 だってデルにも一生消えない傷を残してもらいたくなかったからだ。 嫌な思い出を作ってもらいたくないし。 あたしと同じ辛い経験をさせたくないのだから。 「ごめんね、ドール…」 泣きかけながらあたしに謝ってくれた。 今度はあたしが言ったことを理解できた上で、意味のある謝罪だ。