「ごめんね。 まだ勉強が終わってないんだ。 ほらケリミと寝なよ」 あたしは提案すると、ケリミが即座に反応する。 「勘弁してよ」 と。ケリミはそんなに人に心を開かない人だからな。 みんな結構苦手としてるみたい。 「私と寝る?」 掛け布団を敷いているゲミが気遣う。 「ゲミとはいい!」 何てクーコは否定する。 「なんでよー 悲しい〜」 ゲミは情の入ってない反応を見せる。