匂いが消えるまで、姿を消さないといけないが...。
どこに行けばいいんだろう。
あたしなんかを必要とする人は、どこにもいない。
どうしよう...。
ずっと前からの思い出がある公園に行こう。
いつか久佐野と来た所ではなく。
スモークやジョウ、ゲミと施設から逃げるように向かった公園に。
そこはあまり人気もないし、いいだろう。
こんな酒にまみれてる女に、手を出そうとする変質者もいないだろうし。
あたしは残りの力を振り絞って、その公園に向かった。
公園に着くなり、あたしはベンチにドスンッと体を倒した。
疲れが身体中を回転する中、あたしは眠気を呼びそのまま眠りについた。


