おそらく最後の行為は...あたしをベランダに運ぶことだったんだろう。
あたし...このまま無事に施設に帰れるのかな。
酒が怖くて、さっきの出来事が辛くて、今にでも泣きそうな気がする。
誰もいないこの空間。
今なら泣いていいがする。
だが外は暗い。
泣いてる場合ではなく、早く帰らなきゃ。
教室に向かう時、この前よりもふらふらしていた。
頭もガンガン痛む。
必死に痛みを堪えながら、昇降口に向かった。
「ドール?」
...ヤバい!
今誰かあたしの名前を呼んだよね?
この状況で、しかも校舎内で捕まるのはヤバい。
体に無理をさせ、あたしは校門を出た。
しかし酒の力のせいで、運動能力が低下している。
校門を出たら、すぐに誰かに捕まってしまった。


