生きていかなきゃ



だめだ。 あたしに逃げ道はない。


だからあたしは抵抗するのをやめた。


「おまたせー」


こっちの気も知らず、花瑤は上機嫌に何かを持って現れた。


「おせーぞ。

こいつさっきと違って全然抵抗しねーからつまんねー」


さっき彼女から赤司と呼ばれた人が、そう言う。


「あら珍しい。

意外とよわっちいのね、冷奈ちゃん?」


「その名前で呼ぶな!」


あたしが過剰に反応すると、今度は花瑤にビンタされた。


「あたしに歯向かうな」


彼女が持っていた物を見ると、ボトルだった。


何か入ってる...


何だろう...?