「あたしにあんたに見せる弱みなんかない」
「じゃあばらしてもいいんだ?」
大した情報を持ってないくせに、あたしを脅す彼女。
一体どんなネタを持ってるんだよ。
「大雅の両親のこと」
あたしはそのワードを出され、彼女から離れようとした足を止めた。
「どこからそんな情報得たんだよ?!」
あたしはつい感情の赴くまま、気持ちをぶつけた。
「手伝うだろ?」
やられた。
花瑤に優位に立たれた。
あたしは仕方なく、彼女の頼みを聞き入れることにした。
「ありがとうー!
じゃあHR終わったら、一緒に理科室行こうねー!」
と言った彼女はご機嫌に自分の席に戻った。


