生きていかなきゃ


寄り道をせずに、施設に辿りつく。


ドアを開けようとすると、ケリミが目一杯のオシャレをして出てきた。



「どこ行くの?」


「え、、、ちょっと...」


戸惑いながら答えてくれなかったけど、どこか嬉しそうなケリミ。



「まぁ、危険なことには手を出さないでね。


困ったことがあったら、すぐにあたしに相談してきてね。


楽しんでおいで」 



「ありがと、ドール」



あたしが声をかけると、さらに少しだけテンションが上がった彼女。


あんな嬉しそうな表情、最近本当にしてる。



あたしもそうなりたい。



施設に入り、部屋にカバンを投げ入れ、服を着替える。


再度手洗いうがいをして、リビングに行った。