あたしの問いに答えようとしてくれない。
その時点であたしが言うことを信じてくれないだろうと悟った。
「いいから何で花瑤にあんなことしたか答えろ」
「おまえは我慢という言葉を知らんのか?」
「善悪の判断はつくのか?」
それからあたしは、何を言われても黙秘を貫いたのだった。
それからもういいと呆れられたあたしは、解放された。
授業をしている教室に、教師に軽い会釈をして入った。
何事もなく今日1日を終わらせ、帰る予定だった。
「ドール」
普通のトーンで花瑤に呼ばれた。
「なに」
不機嫌に返事をするあたし。


